2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
否定派と肯定派で論点がずれてるのは想定の範囲内。 様々な論点が広く浅く取り上げられていて、個人的にはとても楽しかった。 ただ、「学問」としての古典を語るには、議論の量が少なすぎると感じた。 ここから個人的な考え。 ①国家を維持運用するには、…
来るぞ、来るぞ、そら来たあぁっ! ……で、ミステリーのネタばらしと同時に、突然物語が終わってしまった。 主人公の心理描写が丁寧だったのに結末がいきなりなくなっちゃって、消化不良。 ミステリーとしては上質なんだと思う。 クール・キャンデー (祥伝…
何度目かの読み直し。最初に読んだときは「ファンタジーで、どちらかと言うと『絶望』よりの物語」と思ったが、読み直すたび「SF で、全体的には『救済』の物語」と感じるようになってきた。 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)新装版 (新潮…
少し雑な展開のところもあったけど、全体的に丁寧で、安心して読めた。 自分の中の「駄目な部分」に対する説明(言い訳)を探してるんだろうな。たぶん。 ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書) 作者:宮口 幸治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/0…
前半は期待通りのインフルエンザの話で楽しく読ませていただいたのですが、後半はインフルエンザはどっかいって政治の話になってて、ちょっとしんどかった。 病気は社会が引き起こす インフルエンザ大流行のワケ (角川新書) 作者:木村 知 出版社/メーカー: K…