2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自律神経の科学

教科書のような安心感。勉強になった。良書。 ‪心に残った文を引用。「蓄尿」。‬ ‪膀胱に尿が溜まっていく過程を蓄尿といいます。(p.172)‬ 自律神経の科学 「身体が整う」とはどういうことか (ブルーバックス) 作者:鈴木郁子 講談社 Amazon

その可能性はすでに考えた

本格ミステリーと派手な演出と感傷的な物語が共存できるなんて。楽しかった。 その可能性はすでに考えた (講談社文庫) 作者:井上真偽 講談社 Amazon

しびれる短歌

解説付きで読む短歌は良いなあ(解説なしだと「分からない/分かっても不安」で楽しめないのです)。 しびれる短歌 (ちくまプリマー新書) 作者:直子, 東,弘, 穂村 筑摩書房 Amazon

スキマワラシ

前に読んだ恩田陸と印象が違って戸惑う。 途中で「もしかしてこれ連載?」と思い巻末の初出を確認したら新聞連載だった。なるほど、と納得した(納得したからといって何も変わらないんだけど)。 スキマワラシ (集英社文庫) 作者:恩田 陸 集英社 Amazon

カラスは飼えるか

良い雑学でした(雑学大好き)。 カラスは飼えるか(新潮文庫) 作者:松原始 新潮社 Amazon

たったひとつの冴えたやりかた

表題作が良かった。ちゃんと前向きに生きたのに、その先に絶望しかなくて、それでもその絶望に対しても前向きに取り組む物語。アルジャーノンを思い出した。 たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF) 作者:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 早川書…

母親になって後悔してる

「母親」について理解を深めると同時に、社会問題、社会構造、社会学についてのイメージをつかむことができた(ような気がする)。何年かしてから読み直したい。 これを念頭に置くと、「なぜ母になった後悔について話すのか」という質問は、裏返して考える必…

犬はどこだ

物語がひっくり返ってからの絶望感と、謎が解決したのに(したからこそ?)残る後味の悪さ(褒め言葉)。続編があるみたいな装丁なので、期待。 犬はどこだ 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon

できない相談

折り合わない話たち。ちょっとした行き違いから、絶望的な断絶まで、次から次へと、よくもまあ。こういうの好きです。 できない相談 ――piece of resistance (ちくま文庫 も-29-1) 作者:森 絵都 筑摩書房 Amazon

自分をよろこばせる習慣

精神が弱ってる実感があったので読んだ。自分と相容れない部分が多数あったけど、そういうのは無視して「著者の言いたいこと、方向性」だけを読み取るようにした。いくつか「こうしてみよう」というのが見つかった。 自分をよろこばせる習慣 作者:田中 克成 …