2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

絶滅の人類史

新書の科学本にありがちな「作者が主張するやや癖のある学説」がなくて安心して読めた。 科学的な内容とは別に、作者が言いたいことは、それはそれで分かる気がする。人類が他の種を絶滅させたり、あるいは将来人類が絶滅したりするのは、科学が見出した真理…

烏に単は似合わない

名探偵登場!(笑) 烏に単は似合わない? 八咫烏シリーズ 1 (文春文庫) 作者: 阿部智里 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/06/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13件) を見る

男が痴漢になる理由

‪‪書評やオビの煽り文句からの先入観で、何となく痴漢の生態分析みたいな内容を想像していたのだけど、違った。とても真摯に痴漢をなくそうとする本だった。良書。‬ 犯罪化しない性依存症はほかにも(略)。不倫や浮気がやめられない人もこれにあたりますが…

世界で一番美しいサルの図鑑

生き物って美しいなあ、と素朴に思う。 知識よりも写真がメインと思って借りた本だけど、いくつか知らなかった話もあり楽しかった。クモザルには親指がほとんどないこと、肛門が突き出していること、テナガザルには尾がないこと、など。 キンシコウ 中国四大…

ヒト ―異端のサルの 1 億年

‪以前読んだ「親指はなぜ太いのか」と同じ作者。相変わらず大胆な(詰めの甘い感じのする)内容だけど、そういうもんだと割り切ってしまうと楽しく読めた。‬ 以下いろいろ引用。 ゴリラには O 型の血液型はない。O 型はチンパンジーにもオランウータンにも人…