2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「つながり」の進化生物学

意識には進化論で言うところの適応価がない、と仮定したうえで、前適用(副産物)として意識ができあがった。という仮説は、かなりドキドキした。なるほどその手があったか。 以下、引用。カメについて、共感。 ちなみに、カメを飼っている人はコミュニケー…

なめらかな世界と、その敵

一人称視点の描写で SF 設定を語り切っていて驚いた(最初は読むのがしんどかったけど慣れてからは心地よかった)。「シンギュラリティ・ソヴィエト」が良かった。 なめらかな世界と、その敵 (ハヤカワ文庫JA) 作者:伴名 練 早川書房 Amazon

まず牛を球とします。

文庫で買おうと思ってたのに、待ちきれずに購入。SF 設定が物語と渾然一体となっていて、読んでて心地良い。「沈黙のリトルボーイ」が良かった。 まず牛を球とします。 作者:柞刈湯葉 河出書房新社 Amazon

自由研究には向かない殺人

グイグイ読ませてくる本がいいなあ、と思って選んだ。細かいところは気にせず、一気に読み切る。満足。 自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫) 作者:ホリー・ジャクソン 東京創元社 Amazon

ボクたちはみんな大人になれなかった

読み始めてすぐに七割がた感情移入したあと、ずっと残り三割の違和感を抱えたまま、気付いたら物語が終わっていた。ずるい。 ボクたちはみんな大人になれなかった(新潮文庫) 作者:燃え殻 新潮社 Amazon

それでも日々はつづくから

エッセイなんだけど、良質な短編小説を読んでいるような。人生の「角度」が少し変わった気がする。 それでも日々はつづくから 作者:燃え殻 新潮社 Amazon

もじモジ探偵団

様々な分野の書体の、それぞれに特殊な事情が、分かりやすくコンパクト解説されている。すごい。再編成したら「書体とは何か、どうあるべきか」を語れるんじゃないかと思う。 もじモジ探偵団 まちで見かける文字デザインの秘密 作者:雪 朱里 グラフィック社 …

2022 年のパインぱんの人(とレモンコッペの人)

2022 年のパインぱんの人。爽やかなスタイル。シリーズ展開の「ぎっしりパイン蒸し」は髪型が違う(おしゃれ)。「瀬戸内レモンコッペ」にはレモンコッペの人。パインぱんの人に比べると純朴なイメージ。