2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
辻村深月の物語は、面白いけど、疲れる。最近気力が少なくなっていて、疲れるのが嫌だったので、ちょっと避けていた。久しぶりに読んでみたら、やっぱり疲れた。疲れるけど面白い。もっと元気になりたいなあ、とぼんやり思う。私は疲れてて、早く自分に限界…
だいたい自分で「超ディープ」とか言ってるのがディープだった試しはないのだけど、でもとても良い本だった。たとえば、こういう視点(引用)を堂々と書くのは素敵だ。批判もあると思うのだけど。ウミユリは本来、棲息できないはずの泥底や砂底でも、私たち…
疲れ果てていて、本なんて読めないかも、と思ってたのだけど、読むと元気が出た。好きな小説があると元気が出るんだ、ということを思い出させてくれた。感謝。ジョン平と重は、どこか「フェア(公正)」な感じがあって、好きだ。ジョン平とぼくと4 ジョン平…
進化論の本は大抵なんでも楽しく読んでしまうのだけど、この本は別格に面白かった。振り返れば、比較形態学や比較発生学の歴史は、動物の解剖学的成り立ちや、それが進化する規則性を抽出することを通じて間接的に、胚の進化発生的モジュール構成を感知する…
久しぶりに小説を読んだ。小説を読む気力がある、というのは幸せだ。ミステリーの部分にかなり無理があるけど、こういう「物語」は好きだ。そう思って振り返ると、加納朋子の「物語」は大抵好きだな。ぐるぐる猿と歌う鳥 (講談社文庫)作者: 加納朋子出版社/…
分子構造などの物理的化学的な説明を踏まえた上で、生命の本質は「情報」だと書かれていて、そのギャップが楽しかった。物理的化学的な内容と、それをそぎ落とした「情報」の、両方を扱った本は少ないので。生命のからくり (講談社現代新書)作者: 中屋敷均出…
2015 年のパインぱんの人。妻のパインぱんフォルダより(妻に感謝)。髪型すっきり。