2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

東京藝大 仏さま研究室

研究室のかなり独特な活動内容が、ごく自然に物語の土台になっていて、読んでて楽しかった。いいなあ、青春。 東京藝大 仏さま研究室 (集英社文庫) 作者:樹原 アンミツ 集英社 Amazon

プロジェクト・ヘイル・メアリー

科学は基本的に「一回目は成功しない」ものだと理解してるので、科学の物語として読むことができないかった。主人公の『生きる姿勢』の物語として捉えることで、なんとか読了。 最後の1ページが良かった。「そうか、そういう物語だったのか」と腑に落ちた。…

悪い言語哲学入門

あんまり良いので二回読んだ。とても丁寧な文章。そして注釈。 今まで「国語の勉強が必要な分野」と思って遠巻きにしてたあたりが、すっきり理解できた。 悪い言語哲学入門 (ちくま新書) 作者:和泉悠 筑摩書房 Amazon

しゃもぬまの島

血縁は怖い。祐は、紫織は、どうなってしまうのだろう。 それはそれとして、しゃもぬまがよかった。無邪気で元気なしゃもぬまも見てみたい。 しゃもぬまの島 (集英社文庫) 作者:上畠菜緒 集英社 Amazon