2019-01-01から1年間の記事一覧

いまさら翼といわれても

折木くんと伊原さんの素敵なエピソードがたくさん詰まってるのに(福部くんも少なめだけど素敵エピソードなのに)、表題作が千反田さんなのは、もしかしてやはり千反田さんがヒロインだからでしょうか(そうです)。 いまさら翼といわれても (角川文庫) 作者…

恐怖の構造

映画評が良かった。やはり「ゴッドファーザー」と「羊たちの沈黙」は観ておくべきと、あらためて思った。 恐怖の構造 (幻冬舎新書) 作者: 平山夢明 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/07/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る

キリン解剖記

個人的に名作です。泣きそうになりながら読みました。なんでこんなところで泣くのか上手く説明できないようなところで、不意に、何度も、泣きそうになりました。ずっと手元に置いておこう。 キリン解剖記 (ナツメ社サイエンス) 作者: 郡司芽久 出版社/メーカ…

育休刑事

育児あるあるや育児以外の雑学を解説する傍注が心地よい。最後のトピックで課長の正体が明らかになって、「あ、そうか、そりゃそうですよね」ってなった。こういうベタな展開、大好きです。 育休刑事 作者: 似鳥鶏 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/05/…

春季限定いちごタルト事件

予想してたのより三倍くらい切なくて、でもそんな切なさを容赦なくドブに捨てて最後はきっちりラブコメに昇華させてしまうあたりが素敵でした。良い物語でした。

2019 年のパインぱんの人

2019 年のパインぱんの人。

「こころ」はいかにして生まれるのか

ちょうど依存症が気になってたときに読んだので、報酬系の章がとても興味深く感じられた。別のタイミングで読むと別の理解があるのかもしれないな、と思った。 実験の結果、ラットは餌を食べることや寝ることすら放棄して、体力の限界を超えてまでも、レバー…

検定 簿記講義 3 級 平成 28 年度版

貸借対照表や損益計算書のことが、何回勉強しても理解できずにいたのだけど、やっと理解できた。簿記の基本的な仕組み(日々発生する「仕訳」を集計して「勘定」を作る)とシームレスにつながっていたんだ。なるほど。 あらためて、トップダウンでの理解が苦…

科学者の社会的責任

道徳や倫理を科学的手法で組み立てると、この本で紹介している RRI(Responsible Reserch and Innovation)になるのかも、と感じた。そうであれば、科学的手法なので、しかるべき回数の実験観察(試行錯誤)の結果として、相応の成果が得られるのではないか…

なぜわれわれは外来生物を受け入れる必要があるのか

タイトルが原著と違うのが気になる。最後の第 11 章に大事なことがギュウギュウに詰め込まれていて油断してると誤読しそう。最後の一文が「6 度目の大発生だ」で、格好いいけど、これは格好つけすぎだな、と思った。 犬の品種改良のシステムについては、たし…

世界でいちばん働きがいのある会社

なんだか「ビジネスのプレゼン」を聴いてるみたいな不思議な文章だった。書いてあることを丸ごと信用できる気もしないけど、働きがいのために何かすべきだな、と思えてきた。 世界でいちばん働きがいのある会社 作者: マイケル C.ブッシュ& GPTW調査チーム,(…

絶滅できない動物たち

ストレスでヤケになって買ってしまった本。実際にストレス解消できたので、ラッキーな選択だった。 「絶滅」「自然保護」の本だけど、どちらかというと「進化」「種の定義」の話として読んでしまった。科学の本ではなくてジャーナリズムの本だけど、かまわず…

箸袋でジャパニーズ・チップ

ほんの数点、「不切正方形一枚折り」界隈の人が折ったらしき作品があって、その数点の存在を確認しただけで満足してしまいました。 箸袋でジャパニーズ・チップ! テーブルのうえで見つけたいろんな形 作者: 辰巳雄基 出版社/メーカー: リトル・モア 発売日: …