- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 文庫
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生命のからくり
- 作者: 中屋敷均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/18
- メディア: 新書
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2015 年のパインぱんの人
2015 年のパインぱんの人。妻のパインぱんフォルダより(妻に感謝)。髪型すっきり。
知られざる日本の恐竜文化
もっとも、その前に、物理的に恐竜研究の歴史には一つの区切りがつけられることになるのはたしかだ。地球上の中生代の露頭の総量は限られており、いずれ遅かれ早かれ発掘可能なすべての恐竜化石は完全に掘り尽くされる日がやってくる。これは、石油がいずれ枯渇するのと同様、避けることのできない宿命である。この時を境に、恐竜学とは、過去に発掘されたすべての化石の再解釈を専門とする完全なインドア科学へと変わり、さらには他のあらゆる生命科学と同じく、コンピューター上に構築されていく全地球生命史のシミュレーションの流れに合流していき、最終的に、恐竜学というジャンルを標榜する必然性も失って、科学としての歴史を閉じることになるのである。(p.146)
- 作者: 金子隆一
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/07
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恐竜 化石記録が示す事実と謎
- 作者: 冨田幸光,大橋智之
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/06/25
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悲劇の発動機「誉」―天才設計者中川良一の苦闘
- 作者: 前間孝則
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/07/24
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銀河ヒッチハイクガイド
「フォード! ドアの向こうに数え切れないほどの猿がいるんだ。自分らの作った『ハムレット』の台本のことでぼくたちと話がしたいんだとさ」(p.111)
- 作者: ダグラス・アダムス,風見潤
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1982/12
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大人のための「恐竜学」
- 作者: 土屋健,小林快次
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2013/10/02
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分類思考の世界
分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか (講談社現代新書)
- 作者: 三中信宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/26
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系統樹思考の世界
系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに (講談社現代新書)
- 作者: 三中信宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/28
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祖国とは国語
最後の満州の文章が、嫌で嫌で仕方なかった。この人は、自分の故郷を美しいと言うためなら、自分以外の人々が住む土地を平気で醜いと書いてしまうのだ。
以下のくだりは、いいこと書いてると思ったが、全体的には弱者に配慮のない嫌な本だった。
その人の教養とか、それに裏打ちされた情緒の濃淡や型により、大局観や出発点が決まり、そこから結論まで論理で一気に進むということになる。どんな事柄に関しても論理的に正しい議論はゴロゴロある。その中からどれを選ぶか、すなわちどの出発点を選ぶかが決定的で、この選択が教養や情緒でなされるのである。(p.84)
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12/22
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巨大ウイルスと第4のドメイン
こういう野心的な部分のある科学の本が好きなのだ、と実感した。疲れているのに読み切ってしまった。
でもこの本で一番印象に残ったのは、この文章。さらりと流すなんて、ずるい。
ミミウイルスの仲間として新たに見つかった「ママウイルス」(Mamavirus)というウイルスがいる。(p.41)
巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト (ブルーバックス)
- 作者: 武村政春
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/02/20
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マネジメント信仰が会社を滅ぼす
会社の先輩に貸してもらった本。今ちょうどマネジメントに関連する仕事をしていて、ちょうど仕事がしんどいと感じてる真っ最中なので、とても「楽しく」読んでしまった。正直、客観的に読めた自信はない。
以下の文は、自戒の意味で、覚えておきたい。
そんなことぐらい誰もが気がついている。それでも「マネジメント理論や手法によって会社や社員を変えられる」という思い込みを持ち、マネジメント本を読み漁るのは、「自分はマネジメントの勉強をすることによって、この厳しい状況を何とかしようと努力している」という自己満足を得たいからであろう。(p.149)
コレモ日本語アルカ?
日本語側と中国語側の両方から丁寧に分析されている。
日本語側は、宮沢賢治、夢野久作にはじまり、後半には、サイボーグ 009、ゼンジー北京、らんま 1/2、銀魂、ヘタリアまで目白押しで楽しく読めた。
中国語側は(中国語の知識がないので)読むのがしんどかったけど、最後まで読んで、中国語側の視点も不可欠な構成だと分かり、納得。良い本です。
あとがきから二箇所引用。
フィクションに登場する〈アルヨことば〉の使い手は、尊敬すべき崇高な人格者ではない。しかし一方で、特に私の子供時代に出会った戦後の作品では、明るく朗らかで前向きな、魅力的な人格も同時に表現されていたはずである。本書執筆の動機には、こういった子供時代からの〈アルヨことば〉への愛惜の念があった。(p.215)
本書に記してきたことを踏まえるなら、もはや政治的な文脈への配慮なしに軽々に〈アルヨことば〉を用いたり論じたりすることは慎まれるべきである。本書に記したことばの背後にある歴史についての知識や、またそれに伴う配慮が、新たな日本の常識となることを願ってやまない。その一方で、子供のころから好きだった〈アルヨことば〉の歴史をきっちりと描き出し、ある意味で永遠に供養したいという願いもまた本書の執筆を強く支えていたのである。多くの読書子に筆者の思いが伝わればこれに勝る喜びはない。(p.216)
コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき (そうだったんだ!日本語)
- 作者: 金水敏
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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ビブリア古書堂の事件手帖
妙に流行っちゃって買いそびれていたビブリア古書堂、古本屋で百円になってたのを良いきっかけと、購入。
こんなに売れた本を今さら「面白かった」と書いても仕方ないのだけど、ええと、面白かった。でも続編買うかと言われると、ちょっと悩んでる。いつからだろう、ベストセラーを買えなくなったのは。
物語とは直接関係ないけど、以下の台詞は良いと思う。
「あの話って願望全開だよな。こんな女いねえよって最初は思ったけど、願望だって分かって書いてる。それがはっきりしてるから、いい話なんだと思う……(略)」(p.149)
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/03/25
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