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砂の街

娘の本

塩の街 (角川文庫)

塩の街 (角川文庫)

面白かった。有川浩の小説は好きだと分かりきっていたので敢えて避けていたのだけど、娘が読みたいと言うのでつい読んでしまい、やっぱり面白かった。

「―――――そして、」の後、ページをめくると現れる挿絵が素晴らしい。いまどきの小説に挿絵があるだけでも希少なのに、きちんと改ページを合せてくれている。こういう気配りというか、文化とういうかが存在することを忘れたくない。

これを読んで、個人的嗜好として、外見によるキャラ設定が少ない小説のほうが楽しめることに気付いた。先日読んだ「赤×ピンク」が駄目だったのは強烈な外見でキャラが縛られていたせいだ。四十歳過ぎて、ようやくこの程度のことに気付いた。馬鹿は死ぬまで勉強だ。