発達障害に生まれて

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絶望を書いたうえで、その絶望よりも少し多めの希望が見えるように、丁寧に配分された文章。現実はもっと難しいのだろうけど。いつか読み直す日があるような気がする。

 

 

 

 

「道徳的に考えるとはどういうことか

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小難しい文章を読みたくなって買った。ちょうど良い小難しさ(褒め言葉)で良かった。「感情が機能しないと合理的判断に支障が出る(大意)」のところで妙に納得する。そうか、感情は判断を助けてくれるのか。

 

 

 

 

ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか

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「戦争」を基準にすると世界が違って見えることに驚く。違って見えた世界は好きになれないけど、戦争を避けるためには、ここで考えなくてはならないのだろうな。

 

 

 

 

医学のたまご

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「ひよこ」「つばさ」は平積みされてるのに、一作目の「たまご」がない。行く先々で本屋に寄って、やっと見つけた。ほのかに苦味の残る感じが良かった。満足。

 

 

 

 

オーラリメイカー〔完全版〕

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《系外進出》シリーズ。異種族、人工知能、惑星軌道、進化、政治、文明、宗教、身体改変、などなど全部を科学でまとめ上げた物語たち。「最近好きな作家が見つからないなあ」と思ってたけど、春暮康一は好きな作家だ。

 

‪印刷の表現「版に組まれ」が格好良かったので引用。‬

 

‪すべての計算結果とその論理的帰結は版に組まれ、印刷されて全世界に渡った。‬

 

 

 

冷たい密室と博士たち

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一作目が力技だったので油断してたが、今回は真っ当なトリック。満足。伏線の進展が少ない。伏線がんばれ。

 

 

 

 

大規模言語モデルは新たな知能か

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偏りなく、書くべきことを書いてある。章立ての順も分かりやすく、自然な流れ。抑制の効いた文章で、読み易い。良い本に出会えた。満足。

 

 

 

 

ダンゴムシに心はあるのか

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情報システムと親和性のある考えかたで、読んでて楽しかった。シンプルな仕組みで複雑な行動を実現する「生物」の素晴らしさ。

 

 

 

 

HHhH プラハ、1942 年

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歴史は「からっきし」なので、Google 先生に教えてもらいながら読む(便利な時代)。情熱に裏打ちされた乾いた文章が心地よい。いつか読み直したら別の感情が出てくるんだと思う。

 

 

 

 

すべてが F になる

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グイグイ読んでる最中「おお、その手があったか(スッキリ)」

読み終えてクールダウン「いかな天才でもワンオペ育児は無理では(モヤモヤ)」


本編トリックはともかく、伏線が気になって仕方ない。シリーズ 10 作、読み切るしかないのか。

 

 

 

 

ステップファーザー・ステップ

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え?、伏線拾わへんの?
(検索する)
続編あるのに単行本にならへんの??