前評判とオビから想像していた内容そのまんまだったので、逆に驚く。個人的には生物の構造色のくだりが良かった。
最初のパートで書かれていた以下の内容は、漠然と感じてはいたけど、きちんと理解してないことだった。文章として読んで、納得した。収斂進化は、比較的、表層的なものなのだ。
体内の体制を段階的に構築することはできないのだ。つまり、体内の体制の収斂進化は起きない。(p.26)
- 作者: アンドリュー・パーカー,渡辺政隆,今西康子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本
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