前半は偶発要素満載なのに、後半はちゃんと推理小説として楽しめた。最後の鵜飼さんの台詞がよかった、
「山田慶子は、僕の依頼人だ。結局、僕も彼女の意思で動かされていたのさ。あの二人と同じようにね。そうは思わないか」
「…………」
そういえばそうかもね、と朱美はようやく腑に落ちた。(p.367)
ここに死体を捨てないでください! 烏賊川市シリーズ (光文社文庫)
- 作者: 東川篤哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/09/20
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