勤続疲労に克つ

勤続疲労に克つ 働き盛りに忍び寄る見えない恐怖 (ソフトバンク新書)

勤続疲労に克つ 働き盛りに忍び寄る見えない恐怖 (ソフトバンク新書)

疲労蓄積度自己診断チェックリスト(p.149)やったら、自覚症状「Ⅳ」、勤務の状況「7」で、仕事による負担度は「7:非常に高いと思われる」。疲れている自覚はあったけど、ここまではっきり数字に出ると騙されてるような気もしてくる。

桂式自己成長式エコグラム(p.193)の「過剰反応度(AC−FC)」も 7 点と高得点。これは自分の意識で改善できるらしい。本当にそういうものなのか興味あるので覚書。まずは FC=自由に振る舞う子どもの心。

  1. してみたいことはいっぱいあります。△
  2. 気分転換が上手です。△
  3. よく笑います。△
  4. 好奇心が強いほうです。△
  5. 物事を明るく考えます。△
  6. 茶目っ気があります。×
  7. 新しいことが好きです。△
  8. 将来の夢や楽しいことを空想するのが好きです。○
  9. 趣味が豊かです。×
  10. “すごい”、“わぁー”、“へぇー”等の感嘆詞を使います。○

次に AC=周囲に合わせる子どもの心。

  1. 人の気持ちが気になって合せてしまいます。△
  2. 人前に出るより、後ろに引っ込んでしまいます。○
  3. よく後悔します。△
  4. 相手の顔色をうかがいます。○
  5. 不愉快なことがあっても口に出さず、抑えてしまいます。○
  6. 人によく思われようと振る舞います。○
  7. 協調性があります。○
  8. 遠慮がちです。○
  9. 周囲の人の意見に振り回されます。△
  10. 自分が悪くもないのに、すぐ謝ります。○

あと、具体的に実行しようと共感した部分。

私:それでお母さんは、幸福だったかな、にっこりしていたかな?(「それで幸せでしょうか」という問いかけは、心理学者の国分康孝博士が提唱)(p.207)

この問いかけは威力あると思う。確かに最近の仕事は幸せじゃないなあ。

まず紙と鉛筆を用意してください。そして、心を悩ませている内容を思いつくままどんどん書き出しましょう。思いついた順に、箇条書きでOK。次に、書いた内容をつらい、しんどい順に並べ替えましょう。そうすると、自然と心が整理されていきます。書き出され、目の前にあるものを見ていると、主観(自分、その人)の世界のものであった悩みが外の世界のものとなり、客観的になっていきます。書くことによって、主観的な悩みは客観性を帯びるのです。これだけでもかなり効果があります。次に、書いた悩みへの対処方法を、思いつくままに書いてください。そしてそのうち、実行できるものから、実際に始めるのです。(p.227)

「実行できるものから」が重要なのだと思われ。

あと、以下は感動した。そりゃそうだ。実際このところずっと趣味を「先送り」し続けてるもんなあ。

すなわち、仕事は毎日、業務的にするものだから必然的に身につきます。しかし遊びはそうではない。やろうと思わなければできないし、ついついサボりがちになり、先送り、後回しにされてしまいやすいもの。だからこそ遊びを身につけるためには、真面目さやマメさが必要なのです。(p.235)