PLAY プレイ

PLAY プレイ (講談社文庫)

PLAY プレイ (講談社文庫)

まったく適当に選んで借りてきたら娘が「モンスターズの人だ!」と楽しげに言う。娘のお気に入りの本の作者なのだ。そう言われると確かに「モンスターズ」の人だ。表紙絵が妙に本格的な割に内容が幼稚に感じられてうまく楽しめなかった記憶がよみがえる。しまった失敗か。

でも今回はあらかじめ心構えがあったので、あらかじめ児童文学的に読みはじめたので、問題なく楽しめた。物語として心にひびくものがないのだけど、文章の仕掛けは素晴らしいのだと思う。