とても良心的な本でした。SwiftUI に乗り換えず敢えて Storyboard を使っているのも納得です。
実を言うと、読んでる途中で「知りたかったのは Storyboard じゃなくて SwiftUI だ!」と気付いたのですが、途中で本を置くのがもったいなくて最後まで読ませていただきました。良い読書体験でした。
とても良心的な本でした。SwiftUI に乗り換えず敢えて Storyboard を使っているのも納得です。
実を言うと、読んでる途中で「知りたかったのは Storyboard じゃなくて SwiftUI だ!」と気付いたのですが、途中で本を置くのがもったいなくて最後まで読ませていただきました。良い読書体験でした。
2020 年のパインぱんの人。可愛い。
否定派と肯定派で論点がずれてるのは想定の範囲内。
様々な論点が広く浅く取り上げられていて、個人的にはとても楽しかった。
ただ、「学問」としての古典を語るには、議論の量が少なすぎると感じた。
ここから個人的な考え。
①国家を維持運用するには、国の歴史を理解する必要がある。
②古典は歴史の理解のための貴重な記録であり、物証である。研究する価値がある。古典の研究は(個人や法人にとっては必要ではないが)国の歴史の研究のためには必要である。
③古典の研究は(つまり国家の歴史の研究は)個人や法人にとっては必要ないし、もちろん日本以外の国にとっても必要ないので、だからこそ、日本の国がスポンサーになって研究者を育成する必要がある。そうじゃなきゃ誰も研究しない。
④上記①〜③とは別のレベルの話として、今の古典の教育がどうなのかという部分については、とりあえず何か失敗してるんだろうな、と思う。これから良くなっていくといいな、と思う。
来るぞ、来るぞ、そら来たあぁっ! ……で、ミステリーのネタばらしと同時に、突然物語が終わってしまった。
主人公の心理描写が丁寧だったのに結末がいきなりなくなっちゃって、消化不良。
ミステリーとしては上質なんだと思う。
少し雑な展開のところもあったけど、全体的に丁寧で、安心して読めた。
自分の中の「駄目な部分」に対する説明(言い訳)を探してるんだろうな。たぶん。
前半は期待通りのインフルエンザの話で楽しく読ませていただいたのですが、後半はインフルエンザはどっかいって政治の話になってて、ちょっとしんどかった。
折木くんと伊原さんの素敵なエピソードがたくさん詰まってるのに(福部くんも少なめだけど素敵エピソードなのに)、表題作が千反田さんなのは、もしかしてやはり千反田さんがヒロインだからでしょうか(そうです)。
個人的に名作です。泣きそうになりながら読みました。なんでこんなところで泣くのか上手く説明できないようなところで、不意に、何度も、泣きそうになりました。ずっと手元に置いておこう。
予想してたのより三倍くらい切なくて、でもそんな切なさを容赦なくドブに捨てて最後はきっちりラブコメに昇華させてしまうあたりが素敵でした。良い物語でした。
2019 年のパインぱんの人。
ちょうど依存症が気になってたときに読んだので、報酬系の章がとても興味深く感じられた。別のタイミングで読むと別の理解があるのかもしれないな、と思った。
実験の結果、ラットは餌を食べることや寝ることすら放棄して、体力の限界を超えてまでも、レバーを押しつづけるようになった。このラットは健康なオスだったが、発情期のメスを箱に入れても、絶食によって空腹にしてから目の前に餌を与えても、それらを無視してレバーを押すことだけを熱心に続けた。レバーを押す頻度はときに、1時間あたり7000回にも及んだ。中隔への電気刺激はこのラットに「レバー押し」という行動に向けた、とてつもなく大きなドライブを生んだのだ(p.160)
「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 (ブルーバックス)