辻村深月の物語は、面白いけど、疲れる。最近気力が少なくなっていて、疲れるのが嫌だったので、ちょっと避けていた。久しぶりに読んでみたら、やっぱり疲れた。疲れるけど面白い。もっと元気になりたいなあ、とぼんやり思う。
私は疲れてて、早く自分に限界が来るように、ただ待っていた。ドラマで見るみたいに、ふっつり意識が途切れて、気づいたら病院、とか、そんな風に、自分の旅に終わりが来ることだけを祈ってた。(p.381)
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/13
- メディア: 文庫
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