予想より面白かった。アメリカの教育現場で進化論が問題になっていた件(ID論争)、理解できた。
最後で述べられた以下の部分が心に残る。
過去においては、偉大な宗教的預言者が、悪しき道を正すよう、神の怒りと宇宙的破局に目を向けるよう、我々に警告を発した。しかし、今日の我々が受ける警告は、性的不道徳、暴飲暴食、強欲が、性病、肥満、そして破局的レベルの地球温暖化による洪水、火災、惑星の破壊をもたらすだろうというものである。細部は入れ替わった。だが、根本的構造は変わっていない。(p.187)
- 作者: Thomas Dixon,中村圭志
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2013/09/26
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (4件) を見る