猫鳴り

猫鳴り (双葉文庫)

猫鳴り (双葉文庫)

最近嫌な物語が多くて、猫鳴りも拾い読みした限りでは嫌な物語の匂いがして、ずっと敬遠してたけど、猫好きなので(古本屋で105円だったので)勇気を出して読んだ。

読んでみると嫌な匂いとは裏腹に、物語そのものはとても心地よくて、まだ上手く心に落ちてない。不思議な読後感。

もう一度読んで読後感の正体をつかまねばという、なかば追い詰められたような気分になるが、もう一度読むほどの勇気を引き出せるか自信がない。なぜ勇気が必要になるのか自分でもよく分からないのだけど。