ソロモンの犬

ソロモンの犬 (文春文庫)

ソロモンの犬 (文春文庫)

事件の周辺で揺れる四人の心の機微が丁寧に描かれて面白かったのだけど、最後で実は事件の真相とは関係ないことが明らかになって、なんだか騙された気分。仕掛けと物語とが合わない小説はちょっと苦手だ。