- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前半の「人生を豊かにする書棚」はつまらなかった。後半の「日本という国がわかる書棚」と「世界情勢がわかる書棚」は、さすが元外交官、とても興味深い内容だった。前半でくじけなくてよかった。以下、覚書。
- 小牧ひろし「代議士は毎日何をしているのか」
- 「十二人の怒れる男」
- 大田昌秀「沖縄戦下の日米心理作戦」(当時の資料が載っているらしいので、文字や組版を見たい)
- 飯嶋和一「黄金旅風」「始祖鳥記」
- 中谷巌「資本主義はなぜ自壊したのか」
- あと「琉歌」の仮名遣いについても調べてみたい
書評なので引用が多いのだけど、引用部の組版がおかしい。本文が普通の明朝体なのに引用が新ゴで、括弧の内側が二分アキで組んである。まるで学術論文の図版が同人漫画になっているようなもので、普通に考えてあり得ない。組版の現場で一体何が起きたのだろう。