曲り角の日本語

曲り角の日本語 (岩波新書)

曲り角の日本語 (岩波新書)

インテリ向けに書かれた本。

日本語について憂う本はたくさんあるが、ほとんどがインテリ向けなので悲しくなる。日本語を良くしたいなら、頭の悪い一般大衆向けに書くべきだ。日本語を変化させるのはいつも多数派だ。少数派がどんなに頑張っても多数派の波には勝てない。だから、少数派のインテリ向けに 100 の内容を書くより、一般大衆向けに 20 の内容を書くべきだ。そのほうがマシだ。

とかいう一般論はともかく、この本の内容には共感。