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わくらば日記

いつかもう一度 娘の本

わくらば日記 (角川文庫)

わくらば日記 (角川文庫)

情景描写が巧みで、たまに心に刺さるトピック(例えば以下)があり、つい読み進めてしまう。連作短編という形式も個人的には好き。「流星のまたたき」は、いつかもう一度読んでみたい。

「おまけに、やつは日本人じゃありませんからね」
秦野さんが、どこか卑しい口調で口を挟みました。
「いや、私が言いたいのは、そういうことじゃないんだ」
神楽さんは舌打ちして、まるで年の離れた弟に諭すような口調で言いました。
「一人の極端な例を引き合いにして、民族全体を貶めるような言い方はするな。浅ましいぞ」

でも人の死ぬ話が多すぎ。