自分の本

すべての疲労は脳が原因

おおよそ予想どおりの内容だった。科学的な裏付けが書いてあったり無かったりするあたりも含めて、予想どおりだった。 すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I) 作者: 梶本修身 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/04/15 メディア: 新書 この商品を含む…

犬は「しつけ」でバカになる

副題に「動物行動学」、「認知科学」の単語があったので、つい期待してしまったのだけど、そういう本ではなかった。そういう期待をしなければ、かなり面白い本だと思う。こういう羊頭狗肉な本が、新書にはやや多い気がする。新書を読もうという意欲が少しず…

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ

辻村深月の物語は、面白いけど、疲れる。最近気力が少なくなっていて、疲れるのが嫌だったので、ちょっと避けていた。久しぶりに読んでみたら、やっぱり疲れた。疲れるけど面白い。もっと元気になりたいなあ、とぼんやり思う。私は疲れてて、早く自分に限界…

ジョン平とぼくときみと

疲れ果てていて、本なんて読めないかも、と思ってたのだけど、読むと元気が出た。好きな小説があると元気が出るんだ、ということを思い出させてくれた。感謝。ジョン平と重は、どこか「フェア(公正)」な感じがあって、好きだ。ジョン平とぼくと4 ジョン平…

ビブリア古書堂の事件手帖

妙に流行っちゃって買いそびれていたビブリア古書堂、古本屋で百円になってたのを良いきっかけと、購入。こんなに売れた本を今さら「面白かった」と書いても仕方ないのだけど、ええと、面白かった。でも続編買うかと言われると、ちょっと悩んでる。いつから…

粘菌 偉大なる単細胞が人類を救う

何か本を読まなくては、という強迫観念みたいなものを感じてしまい、駅の本屋で無理矢理選んで買った。どことなく雑な文章だったけど、シンプルな信念が感じられて、気持ちよく読めた。 「単細胞」といえば「単純で有効な戦略でうまくいくこと」という意味に…

バーにかかってきた電話

思ってたより爽快感があって、わりと気持ちよく読めた。三か月くらい何も読んでなくて「とにかく読もう、読みさえすればきっと満足だ」という心構えで読み進めたのも、たぶん良かったのだと思う。バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)作者: 東直己出版社…

肉食屋敷

独自の着想が楽しい物語たち。肉食屋敷 (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/09メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 9回この商品を含むブログ (13件) を見る

聞く力

なんと言うか、その、エッセイだった。いや、作者はエッセイストだから、エッセイで当たり前なんだけど。おいらが油断してただけなんだけど。聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)作者: 阿川佐和子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/01メディア: 新…

ふちなしのかがみ

一本目の「踊り場の花子」が、密度が高くて良かった。短編なのにリアリティのあるホラー。実は読んでてちょっとしんどかったのだけど、それも魅力のひとつと思う。ふちなしのかがみ (角川文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッ…

ぼくのメジャースプーン

いろんな仕掛けが混然としてどの仕掛けが何のためなのか分からないのだけど、それでも物語はきちんと伝わってきて、こういうの大好きです。ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/04/15メディア: 文庫購入:…

他人を攻撃せずにはいられない人

その時ちょうど気になっていたこと、そのままのタイトルの本があったので、半分強迫観念のような感じで買ってしまった。たぶん疲れていたんだと思う。内容も、タイトルと同じくらい「そのまんま」で、新たな知識は何も無かったけど、そのぶん「これでいいん…

家に棲むもの

表題作で、ホラーとハッピーエンディングが両立していて、感動した。さすが小林泰三。家に棲むもの (角川ホラー文庫)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/03メディア: 文庫 クリック: 10回この商品を含むブログ (26件) を見る

獣の奏者 3探求編・4完結編・外伝 刹那

続編にありがちな「蛇足感」がほとんどなく、気持ち良く読み切ることができた。幸せな読後感。獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)作者: 上橋菜穂子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/08/10メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (26件) を見る獣…

獣の奏者 1闘蛇編・2王獣編

物語について語られた物語なのかな、と思いつつ読んだ。勇気あるタイミングで物語を終えることなく小説を終わらせてしまっている。それでもきちんと伝わってくる。すごい。獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)作者: 上橋菜穂子出版社/メーカー: 講談社発売日: 200…

ルナティカン

実はよく分からなかったのだけど、とりあえず読み切った、という感じ。神林長平の小説は、ときどきこういう風になっちゃう。ルナティカン (ハヤカワ文庫JA)作者: 神林長平出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/03メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含…

深海の Yrr

SF 小説の皮をかぶったハリウッド映画だった(褒め言葉)。SF でも小説でもなく、ハリウッド映画だった(褒め言葉)。深海のYrr 〈上〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)作者: フランク・シェッツィング,北川和代出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/04/23メデ…

ジョン平とぼくらの世界

一気に、気持ち良く、読み切った。なぜだろう、どこかしらで科学に基づいているという信頼のようなものがあるからか、とても安心して読むことができた。ここしばらく上手く本が読めないでいたので、こんな風に本を読めるって、本当に幸せだと実感した。ジョ…

ツナグ

久々に小説を読んだ。しばらく小説を読めなくなっていたので(うまく言えないけど気力がなくなってたのだと思う)、読み終えたときは本当に「読めて良かった、まだ小説を読むことができるんだ」という安堵でいっぱいだった。そのせいだと思うのだけど、物語…

「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本

素直に良い本だと思った。ときどき、こういう直接的な本を読みたくなるのは、やっぱりどこか疲れてるんだろうなあ。「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本作者: 西多昌規出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2011/05/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入…

目を擦る女

「脳食い」の虚しいハッピーエンディングと、「空からの風が止む時」の刹那な文明が、素敵だった。やっぱり小林泰三はいいなあ。目を擦る女 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回…

天体の回転について

やっぱり小林泰三はホラーじゃないほうが落ち着くなあ。たぶんおいらが怖がりなんだと思う。この短編集は、全体にちょっと切ない感じがあって(ロボット三原則の話とか)、好きだ。天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)作者: 小林泰三,KEI出版社/メ…

冷たい校舎の時は止まる

毒を撒き散らしておきながら最後はさらりと青春ハッピーエンディングにしてしまうの、ずるい(褒め言葉)。冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/11メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 42回この商…

ななつのこ

「白いタンポポ」が良かった。あと、しょうもない日常描写(以下の引用のような)を放り込んでくる作者の勇気が素敵。 回転の方向を示す矢印と、『自転』という文字が添えられている。誰かが「自転車」と叫んだ。こういうしょうもない洒落は、嫌いではない。…

さよならドビュッシー

どんでん返しがあるのは分かっていたけど、実際にどんでん返されるまで気付かずにいられたので、最後まで楽しめて良かった。馬鹿で良かった、と思う。さよならドビュッシー (宝島社文庫)作者: 中山七里出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/01/12メディア: …

凍りのくじら

面白くて一気に読んだ。でも、行間にエリート意識が見え隠れして、理由は分からないけど何故だかそんな気がして、少し疲れた。たぶん作品のせいじゃなくて、おいらが弱ってるからだと思う。凍りのくじら (講談社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社…

少年少女飛行倶楽部

冒頭の「『空を飛ぶこと』に関する条件」が何だが心地よい。何かに似てるなあと思ったら、図書館戦争の「図書館の自由に関する宣言」だ。箇条書きが好きなのかもしれない。 「……先輩は、あのお姉さんのために飛びたいんだと思う」 ほとんどひとりごとみたい…

公開処刑人 森のくまさん

よくもまあこんな怖い物語を。公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)作者: 堀内公太郎出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/08/04メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (10件) を見る

見晴らしのいい密室

「未公開実験」は腹抱えて笑った。小林泰三のミステリは楽しい。もっとたくさん読みたい。見晴らしのいい密室 (ハヤカワ文庫JA)作者: 小林泰三出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/03/22メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (10件) を見る

探偵はバーにいる

これは確かに格好いい。読んで良かった。探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)作者: 東直己出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1995/08メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (85件) を見る