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猫弁と指輪物語

‪もう物語要素やミステリー要素はどうでもよくなっていて、いろんなエピソードが積み重なっていくのが、ただただ楽しい。‬

 

 

猫弁と指輪物語 (講談社文庫)

猫弁と指輪物語 (講談社文庫)

 

 

 

猫弁と透明人間

いろいろなエピソードが前作の内容と重なって、少しずつ腑に落ちていく感じが心地よかった。こういう「小さなエピソードの積み重ねが、いつの間にか大きな物語になっていく様式」が大好きです。 

 

 

 

猫弁と透明人間 (講談社文庫)

猫弁と透明人間 (講談社文庫)

 

 

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

面白かった。地味な正義感がとても良い。

 

 

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

 

 

 

暗黒女子

‪登場人物それぞれが小説で語る、という特殊なシチュエーションを成立させちゃったのが素晴らしい。読んでて楽しかった。あと表紙の「黒」の点々部分が、とても良い。

 

 

暗黒女子 (双葉文庫)

暗黒女子 (双葉文庫)

 

 

 

四畳半王国見聞録

予想どおりの四畳半ワールド、楽しく読めた。

 

まる四か月ぶりの読書だったので、読むだけで疲れてしまうかと心配だったけど、するっと読めたのでホッとした。

 

 

四畳半王国見聞録

四畳半王国見聞録

 

 

 

新世界より

娘の下宿に上巻があったので読み始めて、中巻を古本屋で買って、下巻は図書館で借りた。

 

最初はしんどかったけど、生物学とか動物社会学とか考えるのを諦めたら、楽しく読めた。知らないほうが良いこともあるな、と実感。

 

最後まで一気に読んで、納得の読後感だったのだけど、冷静に考えると何も解決してないことに気付いた。それはそれで悪くない。

 

 

 

新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(上) (講談社文庫)

 

 

 

新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

 

 

 

新世界より(下) (講談社文庫)

新世界より(下) (講談社文庫)

 

 

 

ジャイロスコープ

短編集。仕掛けが難しかったり、結末が難しかったり、案外しんどかった。

 

一本の新幹線に人生を詰め込んだ「彗星さんたち」が良かった。非現実的な仕掛けでも、語られる物語とマッチしていると、気持ち良い。

 

あ、あと、サンタクロース団体の「一人では無理がある」も、良かった。

 

 

ジャイロスコープ (新潮文庫)

ジャイロスコープ (新潮文庫)

 

 

 

何様ですか?

帯に書かれていた通り、確かに見事なドンデン返しだった。

 

戸塚原くんがそういう趣味を持っていれば、最高のハッピーエンディングだったのに。

 

 

何様ですか? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

何様ですか? (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

 

 

アヒルと鴨のコインロッカー

 一日で一冊を読み切った。何年ぶりだろう、こんな風に気力と体力と時間がすべて揃うのは。

 

叙述トリックは嫌いなのだけど、あまりにあからさまだったので、「騙された感」が薄くて、素直に読むことができた。

 

外国の諺を思い出していた。『悪魔は絵で見るより黒くない』

 

 

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

 

 

 

ウイルスは生きている

図書館で借りても、貸出期間の2週間では読みきれない、というのが続いていたのだけど、今回は読めた。嬉しい。

 

試験管内自己複製系により生命の起源を探求してきた、この分野の第一人者とも言えるジェラルド・ジョイスは、かつて生命の定義について "Life is a self sustaining chemical system capable of undergoing Darwinian evolution(生命とは、ダーウィン進化する能力を持つ、持続的な化学システムである)" とした。この言葉は NASA による「生命の定義」にも採択されている。(p.156)

 

「chemical(化学)」は不要だと思う。

 

それは「ヒト」としては生きていても、「人」としては亡くなっている、とでも表現され得る奇妙な状態である。(p.188)

 

科学(生物学)分野では生き物の名前をカタカナ表記する、という日本の風習を上手く利用した表現で、興味深い。

 

ウイルスは生きている (講談社現代新書)

ウイルスは生きている (講談社現代新書)

 

 

 

カササギたちの四季

登場人物の人間関係が、うまい具合に曖昧に表現されていて、心地よかった。

 

「まるで活字がスーツを着たような印象の男性」という表現に、思わず和んでしまった。他にも、ところどころに、おそらく意図的に仕込んだらしき妙な表現があって、楽しく読めた。

 

 

カササギたちの四季 (光文社文庫)

カササギたちの四季 (光文社文庫)

 

 

 

不条理な殺人 ミステリー・アンソロジー

もう半年か、もしかしたら一年くらい、読後の疲労感がひどくて、実は「本を読むのが怖い」と思ってた。

 

この本は短編集、しかも短めの話ばかりだったからか、読んでも疲れなかった。久々の「疲れない読書」はとても楽しかった。

 

しばらくはリハビリとして短編集を探してみるかなあ。

 

 

 

すべての疲労は脳が原因

おおよそ予想どおりの内容だった。科学的な裏付けが書いてあったり無かったりするあたりも含めて、予想どおりだった。

 

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I)

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I)

 

 

 

「動かない」と人は病む

生きるためには社会参加が必要。確かに。わかりやすく、節度があり、とても良い本。

犬は「しつけ」でバカになる

副題に「動物行動学」、「認知科学」の単語があったので、つい期待してしまったのだけど、そういう本ではなかった。そういう期待をしなければ、かなり面白い本だと思う。

こういう羊頭狗肉な本が、新書にはやや多い気がする。新書を読もうという意欲が少しずつ削られていくのが、ちょっとつらい。

犬は「しつけ」でバカになる―動物行動学・認知科学から考える (光文社新書)

犬は「しつけ」でバカになる―動物行動学・認知科学から考える (光文社新書)